パンケーキ
子供のころの話。
朝ごはんにホットケーキが出てくると、それだけでうれしい気持ちになりました。あのころ母が焼いてくれたのはホットケーキミックスで、今でもたまに食べたくなります。母はミックス粉にサラダオイルを大さじ1くらい加えていました。
食べ物の思い出は印象が深いのか、これを食べるとあの人を思い出す、ということがあります。単に食いしん坊なだけかもしれませんが…
ホットケーキのふわふわも美味しいけれど、パンケーキの少しもっちりとした食感も大好きです。
今日は子供たちが大好きな、甘いパンケーキのレシピをご紹介します。
パンケーキが思い出の味になるとき、心温まるエピソードと一緒ならいいな。
パンケーキ 直径12cm×10枚程度
材料
きび糖 40g
塩 ひとつまみ
ベーキングパウダー 小さじ2
薄力粉 150g
バニラ 適量
卵 1個
牛乳 240ml
太白胡麻油 大さじ1
作り方
①卵、バニラ、牛乳、太白胡麻油を合わせて混ぜておく。
②ボウルにきび糖、塩、薄力粉、ベーキングパウダーを入れて泡立て器でぐるぐると混ぜる。
③粉が入ったボウルに①を少しずつ加えてよく混ぜる。中央に注ぎながら泡立て器を小さくクルクルと回し、周りの粉を崩しながら混ぜていくとダマができずになめらかに混ざります。
④焼きます。ホットプレートやフッ素加工のフライパンなら、油やバターを引かず弱火でゆっくりと焼くと焼き色もきれいにつきます。生地を流し、表面がぷつぷつとなったらひっくり返して2分ほどで出来上がりです。
※鉄のフライパンの場合、フライパンをしっかり熱し、油かバターをひきます。濡れ布巾の上においてフライパンの温度を下げ、生地を流します。再び弱火にかけ、表面がぷつぷつとなったらひっくり返し、さらに2分ほど焼いて出来上がりです。
薄力粉と強力粉を混ぜたり、全粒粉を少し入れたり、牛乳のほかにプレーンヨーグルトを入れたり、太白胡麻油の代わりに溶かしバターを加えたり…
あまり堅苦しく考えず、家にある材料でアレンジしてみてください。
大切なのは丁寧に、愛情を込めて作ることだと思います。気持ちは料理に必ず影響します。
イライラしながら作る料理は、たとえ手が込んでいても冷たいし、心を込めれば卵かけごはんだって体と心を温めてくれます。
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