息子の肌あれ
中学1年生になる長男は、3月頃から頭がかゆい、背中がかゆい、肘や膝の裏がかゆい。
全身のかゆみにイライラしていました。
卒業、
中学への進学、
不安と期待に揺れ動く心が、かゆみになっているような気がしていました。
肌の状態はひどかったです。
それでも大丈夫と思っていたのは、皮膚と心が繋がっていることを知っていたからです。
肌がこれほど荒れるのは、期待も不安も大きいのだろう。
それほど、この子にとって一歩踏み出すことは大きな意味があるのだろう。
皮膚科の先生にかゆみ止めの処方箋は出していただきましたが、あとは心配しすぎず見守りました。
『安定した心』はいいことだと思います。
自分の心を安定させることは私のテーマでもあります。
息子の心が揺れることは、安定とは逆のことと感じるかもしれないけれど、
心の揺れ幅が大きいほど、中心になるものが見つけやすい。
息子はまだ10代、自分を決めつけず、大切な軸となるものをしっかり掴む時です。
反抗期とか、成長期の不安定さは、やっぱり必要なゆらぎなのかも。
みずみずしい心で、痛みや弱さを知ることは、そこから気づくことが沢山あります。
ちょっと前までは
不安があるなら取り除きたい、
安全な道を歩んでほしい、と思っていました。
今は
一人ではないよ。
大丈夫だよ。
愛しているよ。
っていうことだけ伝えて、あとは自分で考えて、選んで、修正して、進め!って感じ。
その全部を見守るよ。という感じです。
そう思えるようになってから、
私の心配しすぎる心は静まり、
何があってもどーんと受け容れる自分がイメージでき、
息子のかゆみも治まってきました。
私の覚悟と息子の覚悟はリンクしているんだな、と実感しました。
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