おいしいお茶を入れられますか?

緑茶に紅茶、烏龍茶

ジャスミン茶に、コーン茶に、ルイボスティー。


様々な種類のお茶がペットボトルで飲める時代。

ティーバッグもたくさんの種類があるし、茶葉だって世界中から届きます。


この茶葉の場合は、お湯がこの温度で、蒸らしが何分で、ということを言いたいわけではありません。


例えば、急に来客があって、

お茶を出したいけどティーバッグの紅茶しかない😑


まあ出そう、これを出すしかない、となった時。


カップをお湯で温めていますか。

ティーバッグにお湯を注いだら、その辺のお皿でいいから蓋をして、静かに1分くらい蒸らしていますか。

おやつに食べようと思っていた豆もちだけど、これを添えよう。と思いますか。

(紅茶に豆もち?とか余計なことを考えず、今できる最高の状態でお茶を出せますか?)


ということです。


これは、人に対しても、もちろん自分に対してもです。

むしろ、まずは自分のためにやることです。


習慣になっていれば、人にいれるときには無意識にできるはず。


もったいぶらず、惜しみなく、よろこんでやる。



もうずっと前、お勤めしていた頃の話です。

家を建てて〇〇年点検とかでお客様のお家に伺ったとき。

家にいるのは高校生の息子さん。


細長グラスに氷が3個ずつ、麦茶が結構たっぷりめに注がれて出てきました。

母はすぐ戻るので、お待ちくださいと。


彼にとって、この麦茶の量は自分がおいしく飲める量。

学校から帰ったときに一気飲みする量かな…と思いながら頂きました。

彼にとっての「いちばんおいしい」を出してくれたのです。


そういうのって、伝わります。


お茶の時間について、本当にそうだな・・・が詰まっている本はこちら💁‍♀️

お菓子教室 K's Kitchen

心をこめること。 季節を感じること。 暮らしにそっと寄りそう お菓子をつくりたい。

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