話し合って決める。

春の終わり頃

これまで広く使っていた子供部屋を二つに分けました。


「部屋を分けたい」

きっちり壁とドアを付けるのではなく 視覚的に遮られるような家具のレイアウトにしてくれればいい、という希望。

最初に買った洋服の収納家具は こんな日が来る想定で天井までの高さを選んでおきました。

タンスの向きを変えれば ほとんど個室になる感じ。

タンスは娘が使い、息子には新しく収納ラックを購入しました。


これまでよりも狭くなったけれど、二人とも満足しています。

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引っ越したばかりの時は、カツオとワカメのようにベッドも隣だったんです。

ベッドが少しずつ離れ、それでも一部屋を大きく使っていました。

それが今回の模様替えでほぼ個室になりました。


子ども部屋のことは二人で話し合って決めて、と丸投げでした。


だからシールをべたべた貼っても

ガーラントをやたらと垂らしていても

床に傷がつくほど激しく遊んでいても

ご自由にどうぞ😁


「床を傷つけないで。」

「ママはこっちがいいと思う。」

なんていう圧力もかけませんでした。

ヘンテコな組み合わせだな、とは思ったけど、それも子どもの感性かな…くらいで。


シンプルな方が落ち着く息子と

ガチャガチャしている方が楽しいという娘


当然好みは合わないはず。

でも部屋を一緒に使っている時にケンカしたり勝手に物を動かしたりはなかったな。

シンプルエリアと物が溢れるエリアが混在して、不思議と調和していました。


ベッドを離すタイミングも

個室っぽくしたいタイミングも

実は二人の中で時期のズレがありました。


でもどちらかが一方的に行動に移したりはしなかったな。


どういう風に話し合ったか知らない。

でも二人とも納得してる。


意見にズレがあっても、ちゃんと話し合って決められるんじゃん。

半年も前のことををふと思い返して、あー出来るんだね、って今ごろ気づきました。

一緒に使っていたころも出来てたんだね。

それも今になって気づきました。


子供達の成長に伴って 家の中が変わっていきます。

私たち大人だって変わります。


違いを楽しむ

変化を楽しむ

自分のことは自分で決めていい

二人のことは二人で話し合って決めればいい

家族のことは家族で話し合えばいい。


お互いを受け入れて、自分も我慢しないで。


そういうことは 言葉を尽くすよりも

こういう小さくて何気ない動きの中で伝わればいいなと思います。


家は、その変化をおおらかに受け止めてくれる場所でありたい。

お菓子教室 K's Kitchen

心をこめること。 季節を感じること。 暮らしにそっと寄りそう お菓子をつくりたい。

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