シフォンケーキの会
今月の初め
下妻市にあります「四季を味わうお出汁の料理教室」
YUKO NO KIMAMAKITCHENさんにてシフォンケーキのレッスンを行いました。
シフォンケーキの材料は
卵
砂糖
水
油
小麦粉
好みでバニラビーンズなど
思い立ったらすぐにできます。
ふんわり、そして少しもっちりとした食感は家庭で作ってこそ味わえますね。
シンプルなケーキほど、些細な違いが仕上がりに影響してきます。
今回は、レシピ本やネットのレシピには書いていない
その些細なところを見つめながらのレッスンになりました。
お菓子でも、どんなものを作りたいのかイメージすることは大切です。
甘みの程度や食感、
ふんわりなのか、もっちりなのか、
サクサクなのか、カリカリなのか、
香りや見た目…
誰と食べたいのか、
どんな時間を過ごしたいのか、
イメージは具体的な方がいいですね。
それからレシピを調べ、これはと思うものを作ってみます。
ここでもう一つ大切なものが
一つ一つの作業に集中することです。
下準備には意味があります。
材料を混ぜる順番も、焼く温度も、材料一つ一つにもちゃんと役割があります。
作業しながら次のことを考えたりしていると、生地が教えてくれるサインを見逃します。
もし、作ったケーキが思い通りのものではなかったとき、
違うレシピを試す前に思い出してほしいです。
卵の泡立てはどんな感じだったかな
砂糖を入れるタイミングはどうだったかな
粉を混ぜ切った(と自分が思った)時の生地の状態はどんなだったかな
うちのオーブンの癖を知っているかな(オーブンって結構個性があります)
新しいレシピに移る前に 同じレシピを何度か試してほしいです。
そのとき、一つ一つの作業に集中していないと、どこに問題があったのか気づけません。
どの作業に工夫が必要なのか 見当がつきません。
ただ漠然とうまくいかなかった…という気持ちになります。
一つ一つの作業に集中していると 簡単な焼き菓子でも発見が多く、面白いです。
オリジナルのレシピなんかも作れるようになると思います。
面白さに気づくと失敗作も愛おしく、なんとかおいしく変身させようと思います。
シフォンケーキは私自身も苦手だった期間が長く、
失敗したシフォンを失敗ではなかったと思えるデザートに変身させるのも上手になりました。
・パンプディングやフレンチトースト、ベリーのグラタン
・トライフルやパフェ、スコップケーキ
・ティラミスの土台などなど
シフォンケーキは簡単だけど、沼にハマると抜けだすのが大変なケーキ。
シフォンケーキは私を初心に帰らせてくれる、厄介で愛おしいケーキです。
面倒だとか、難しいという印象の先にある、お菓子作りの楽しさが伝わればいいな。
ご参加いただいた皆さま、
機会と場所を作ってくださったゆうこ先生、
ありがとうございました。
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