小さく見積もる

しとしと雨降りで始まる6月。

肌寒くなったり暑くなったり、体調管理が難しいですね。


昨日のインスタライブで話したことから抜粋です。


テーマは「意識」でした。

ライブ中は話があちこち飛びましたが、その中から 普段のレッスンや友人との会話から感じることをひとつお伝えします。


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誰でも好きなこと、得意なことってありますよね。

でも、この程度で…とか、

これくらい誰でもできる…とか、

自分を小さく見積もる人がとても多いです。

日本人は謙遜することが美徳の一つだからかもしれません。


私のことをお話しします。

私は、お菓子づくりを学校で学んだことはありません。

誰かに師事したこともないし、仕事にしたこともこれまでありません。


こんな私がお菓子教室の先生ってどうなの?と

ふわーっと不安がこみ上げてくることがあります。


でも、お菓子づくりが好きだから、作り続けます。


例えばプレーンクッキーを焼くときも

次はバターを変えてみよう、

粉を変えてみよう、

砂糖を変えてみよう、

伸ばす厚さを調整しよう、

オーブンの温度と時間を…といろいろ試します。


本に載っていることや、お菓子研究家の先生が言っていることはこういうことかも。

と分かるときもあります。


何よりも、自分の手で触って、匂いを嗅いで、食感や味を見て、体得していくことが楽しいです。


側から見たら失敗かもしれないけど、失敗とは感じていません。


分かったことは生徒さんに伝えます。

できたものは誰かに食べてもらいます。


とやっているうちに、友だちやご近所さん、生徒さんのご家族など

少しずつですが「加藤さんのお菓子が好き」と言ってくれる人が現れます。


私の「好き」を後押ししてくれる人が出てくるんです。


最初に「自分を小さく見積もる人が多い」と言いましたが

評価なんて自分でしなくていいです。


ただ楽しんで、追求して、自分もワクワク、周りの人も喜んでくれる。

その輪は少しずつ広がります。


たくさんのことを知っているのに何もしない より

これしか知らないけどやってみる の方がいい。


どんな知識も やってみて分かったことには敵わないです。


人は成長します。

未来の自分を信じて、今できることをやってみる!


自分のことを小さく見積もるのはやめよう。

お菓子教室 K's Kitchen

心をこめること。 季節を感じること。 暮らしにそっと寄りそう お菓子をつくりたい。

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