見守る人
先週の朝のこと
リモートワーク中の夫が
「郵便局へ行く用事があるから」と分散登校が始まった娘を見送りがてら歩いて出かけました。
しばらくすると
「けっこう見守る人が多いんだな」と言いながら帰ってきました。
「立哨当番の人?」
と聞いたら、
立哨当番とは違うし、郊外指導のジャンパーを着ているわけでもなく、ボランティア団体の帽子をかぶっているわけではないと言う。
じゃあパパはどこで「見守る人」だって分かったの?
「??なんで分かったんだろう??」
学校に行けてよかったね、とか
車に気をつけるんだよ、とか
そういう意識を向けられているのは分かります。
子供たちにも伝わっています。
逆に、違和感や怖さを感じる時もあります。
これは誰でも持っている感覚です。
どうしてそう感じるのか説明するのは難しいけれど
確かにそういう感覚はあります。
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良くも悪くも、思いは必ず伝わります。
瞬時に伝わることもあるし、時間がかかって伝わることもある。
だからいつもいい状態で、きれいな心でいなきゃダメってことではありません。
きれいな心を目指し続けることは大切だけど、いつもいい状態って難しい。
自分の心の中にどんな思いがあるのか。
自分の心がどんな状態か。
省みることが大切です。
静かに自分を見つめる時間。
いつも調子がいいわけじゃない。
見たくない自分の顔もある。
でも知っているのと振り回されるのは全然違う。
もしも不安や怒り、悲しみを持っていたなら、
無理やり抑えるのではなく、そう思っている自分を静かに受け入れることです。
受け入れることができたなら、手放すこともできます。
自分を受け入れることは、自由な心へのスタート地点です。
自由な心は、許す心を育てます。
安心して、笑顔でいられます。
そして安定した心も、もちろん周りに伝わっていきます。
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