長寿を祈る重陽の節句

明日は重用のお節句。

菊節句と呼ばれることもあります。

芋節句とか、栗節句という場合もあります。

(菊もいいけど、芋や栗はもっと好き)

旧暦でいうと約1ヶ月後になるのかな。


秋の収穫祭の前

人々は豊かな実りを祈り

自然への感謝を抱きながら、

日々の暮らしを慎ましく過ごしていました。

自然のサイクルと自分たちの生活を上手に寄り添わせていたんでしょうね。


夏に疲れた身体をいたわり、普通の毎日を味わいながら、

ゆっくりと体も心も秋にシフトしていきましょ。

菊節句では

菊の花びらを浮かべたお酒を飲んだり

菊の花に綿を被せて一晩夜露を染み込ませ

その綿で体をぬぐって無病息災を願ったりしました。


和菓子屋さんの生菓子は、季節の行事や風景を切り取ったものが多いので

菊をモチーフにしたお菓子も見かけます。

たまに覗くのも楽しいですよ。



お菓子教室 K's Kitchen

心をこめること。 季節を感じること。 暮らしにそっと寄りそう お菓子をつくりたい。

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